運命を感じてしまった~担降りブログ③~
そして5月22日(担降り3日前)
この日、TAKEFIVE2の昼公演観劇の為に赤坂に来ていた。席は別だが友人と同じ公演に入るということで観劇前にお茶でもしようかと早めに待ち合わせをした。
私は担降りの経緯を話したいと思っていて、それに反し彼女は私の担降りを止めさせようと意気込んでいた。
私達は赤坂駅改札に11時頃待ち合わせをした。
待ち合わせの3分前に着き友人を待っていると、ちょっと遅れるとの連絡が入る。私はZOZOTOWNを見ながら待っていた。スマホに集中していると、改札を抜ける人の波が増えたのに気付いた。
「この電車かな?」と顔を上げて改札を見る。
すると、見た事のある顔がすぐに視界に入る。
キャップを深く被りマスクをしている彼。
つい最近会ったばかり、間違える筈がない。
……岩橋だ。
動揺した。
まさかこんな所で会うなんて。
パニック状態の私だったが、ある事に気付く。
……岩橋がいるという事は?
辺りをキョロキョロと探すと
すぐに見つけた。
やっぱり、いた。
岸くんだ………。
岸くんは改札を出た所
つまり私のすぐ近くにいて
岩橋が精算しているのを待っていた。
ここ数日、私を悩ませている張本人が目の前にいる。
そこからの私の行動は早かった。
とにかく話しかけなければ!!!
使命感に駆られ咄嗟に話しかけた。ファンである事を伝え、握手もして頂いた。細かい会話内容は伏せされて頂きます……と言いたいところだが、実際記憶がほぼ皆無なので自分でも何を話したか覚えていない。
私が言える事はただ一つである。
遭遇シュミレーションは念入りにしておけ!!(声が大)
分かって頂けますでしょうか。
たった2~3日前に「この人に担降りしよう」と決めた人に会ってしまったのだ。
6~7割心に決めていた、と先述したが
この瞬間9割9分心に決まった。
生涯ジャニヲタ兼アラサーの気持ち悪いヲタクが何言ってんだって話だが、正直のところ運命を感じてしまったし、ああ降りるのは間違っていないんだなって思わせてくれた。
待ち合わせていた友人はその後すぐ来てくれて、ほぼ半泣き状態の私に「良かったね!」と声をかけ励ましてくれた。
(この時既に2人は改札付近を離れてしまっていて友人は2人に会えず悔しがっていたが、地上に上がったら2人と真正面で鉢合わせしてしまって完全に岸くんと目が合っているのに慌てふためいて何故か隠れた、というエピローグも添えておきます)
予定通り近くのカフェへ入り、さっきのこと、今日あの2人は観劇するのか、担降りのこと色々話したが、友人は私を説得しようとはしなかった。
「止めないの?」と聞いたら「さすがに今日あんな事があったら仕方ない」と諦めてくれた。
ちなみに、この日の公演は見学席の一列前だったので相当ドキドキしながら待っていたが2人は観劇に来なかった。2人が赤坂に何をしに来たのかは本当に謎だが、夜公演のらぶクリエを見学していたので赤坂にランチでもしに来たのか可愛いな全く!という結論に至りました。
それから3日後の5/25
藤ヶ谷くんへの感謝と別れの手紙を書いて預けた。
「これで本当にいいのかな?」と何回も脳裏を過ぎったがあまり考えないようにして舞台を観劇した。
形式上という面と自分の中のケジメとして担降りを決めたが、この時はまだ自分がどう変わっていくか見当もつかなかったし、なんなら変わらないと思っていた。
きっといざという時は藤ヶ谷くんを選ぶだろう、と。
でも担降りしてみてとてもスッキリしたし、久しぶりに恋しているみたいな気分になった(きもい)。
今となっては
岸くんが自分の生活の最優先事項になっていて、毎日岸くんのことが更に好きになるし、自他ともに認める気持ち悪いモンペへと成長した。もちろん、藤ヶ谷くんの事も好きだけど。
担降りして1年が過ぎたが、本当に降りてよかったと思っている。
担降りしたら後々後悔するんじゃ……って思った事もあったけど、実際後悔した事なんて1ミリも無かったし、もし後悔したら元に戻れば良いんじゃね?って安易な考えで担降りしたのもきっと良かった。
凄く凄くものすごーく長くなってしまった。
そして途中飽きて書くのが遅くなってしまった。
我ながらナルシストな文章だなと思うけど、これはこれで良しとしよう。
こんな私ですがこれからも宜しく御願いします!!()